重要なお知らせ
新型コロナウイルスに関するお知らせ

小児科

診療内容

当小児科の特徴は、平成7年の新病院開設時に山形大学医学部小児科学講座の協力を得て、県内初の新生児集中治療室(いわゆるNICU)を設置し、山形県の周産期医療の一翼を担えるよう努力している点であります。

病棟はNICU、GCUのみで、一般小児診療は入院では行っておりません。年間120名程度の入院ですが、母体搬送が中心で年間入院患者の80%程度が院内出生です。超低出生体重児が5名/年程度、極低出生体重児が10名/年程度です。気管挿管は年間20例程度、他に経鼻的持続陽圧呼吸(N-CPAP)あるいは高流量鼻カニューレ(HFNC)による呼吸管理が同数程度行われています。新生児仮死に対する低体温療法や、重症呼吸不全に対するNO(一酸化窒素)吸入療法も年間数例行っております。しかし、小児外科疾患や外科治療が急がれる循環器疾患は、担当医師が常勤していませんので山形大学等にお願いしております。

外来も集中治療を受けた児のフォローアップや、予防医療としての予防接種をメインにしております。また、その意味でシナジスも積極的に接種しております。フォローアップでは当院のみならず、山形大学や関連病院と連携を取り、更なる専門性が必要な場合は紹介するなどして対応しています。午後は乳幼児健診を行っていますが、中でも3か月健診では整形外科と協力して先天性股関節脱臼のスクリーニングも行っています。一般診療は午前中に行っていますが、事前に受診目的をご連絡いただくようお願いしております。

以上、やや特殊ではありますが、当院の形式としてご理解いただければ幸いです。

乳児定期健診のお勧め

ポスター(乳児定期健診)改.jpg

外来診療体制

外来診療体制につきましては下記をご覧ください。
外来診療体制一覧

所属医師名・所属学会・専門分野

赤羽 和博(S63年医師免許・医学博士)

  • 日本小児科学会〔専門医〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔代表指導医・周産期専門医(新生児)〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔新生児蘇生法「専門」インストラクター〕
  • 山形県周産期医療協議会〔協議会委員〕
  • 日本専門医機構〔小児科専門医〕

齋藤 恵美(H4年医師免許)

青木 倉揚(H21年医師免許)

  • 日本小児科学会〔専門医・指導医〕
  • 日本小児科学会〔出生前コンサルト小児科医〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔専門医(新生児)〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔新生児蘇生法「専門」インストラクター〕

松内 祥子(H26年医師免許)

  • 日本小児科学会〔専門医〕
  • 日本小児科学会〔出生前コンサルト小児科医〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔専門医(新生児)〕
  • 日本周産期・新生児医学会〔新生児蘇生法「専門」インストラクター〕

阿部 拓哉(H29年医師免許)

  • 日本小児科学会〔専門医〕
  • 対応することが出来る疾患・治療内容実績(令和4年度)

    小児領域の一次診療
    乳幼児の育児相談