重要なお知らせ
新型コロナウイルスに関するお知らせ

医療ソーシャルワーカー(職場紹介・インタビュー)

職場紹介

 私たち医療ソーシャルワーカーは、患者さんやご家族に対して社会福祉の立場から専門知識を用いて支援を行います。また、済生会は日本最大の社会福祉法人として無料低額診療事業や済生会生活困窮者支援事業(なでしこプラン)を行っています。当院での医療ソーシャルワーカーの活躍の場は多岐にわたります。一部をご紹介します。

【入退院支援業務】
昨今の医療現場では入退院支援の重要性が増しています。医師、看護師をはじめ様々なコメディカルと連携し、患者さんやご家族が少しでも安心して退院後の生活が送れるように社会福祉の立場から生活支援を行います。

【無料低額診療事業】
当院では、社会福祉法による第二種社会福祉事業の無料低額診療を行っています。済生会創立の理念に基づき、経済的理由により医療を受けられない方の相談を行い、無料低額診療やその他社会資源を活用できるよう支援を行います。

【済生会生活困窮者支援事業(なでしこプラン)】
社会情勢の変化に伴い、様々な理由で生活に困窮したり社会から孤立し、生きづらさを抱える方が増えています。ソーシャルインクルーションの根付いた社会を実現するため、関係機関や院内他部署と連携しながら様々な事業を行います。

【地域における公益的な取り組み】
当院では、社会福祉法人として地域社会の福祉の実現のため公益的な取り組みを積極的に行っています。医療ソーシャルワーカーは地域に出て、地域の課題解決や共生社会の実現のための取り組みを行います。

インタビュー

2023年入職 医療福祉相談室・医療ソーシャルワーカー

【Q1.現在の業務内容を教えてください】

療養中の心理的社会的問題、医療費が心配などの経済的問題の解決、退院後の自宅での介護や施設入所に関わる相談などの退院援助を主な業務内容とし、そのほか地域活動や困窮者支援事業等に取り組んでいます。

【Q2.当院を選んだ理由は?】

山形済生病院は社会福祉法人の医療機関であり、福祉に力を入れている病院だと知り、大学で学んだ福祉分野の視点を活かせると思ったからです。当院で行っている無料低額診療事業を通して多くの患者さんの安心された声を聞くことで、やりがいを感じています。

【Q3.入職して嬉しかったことやりがいを感じることを教えてください】

退院支援や受療援助を行った際、患者さんや患者さんのご家族に感謝の言葉をもらうと嬉しくなります。患者の安心した顔を見ることが日々のモチベーションになっています。

【Q4.今後の目標は?】

医療ソーシャルワーカーとしての自分自身の個性を伸ばすことです。今は1年目として基礎を重点的に学んでいますが、今後は個性を伸ばし、強みを探していきたいと思います。

【Q5.学生さんへメッセージをお願いします】

選択に迷うことや悩むことがあると思いますが、時には息抜きしながら自分を癒す時間も大切にして頑張ってください!応援しています。