病院概要
 

周産期センター 〜妊娠から産後まで〜

 

 当院では、妊娠初期から自分の体と心の変化を理解し、お産を前向きにとらえ臨んで頂くために、妊娠全期を通して一貫した妊産褥婦指導を行っております。
母子共に安全にかわいい赤ちゃんを出産するためにお手伝いさせてください。

1. 3B病棟(産科病棟)の特徴
2. 病棟スタッフ紹介
3. 病棟の看護方針
4. ベッド数および各病室について
5. 助産師外来
6. 母親学級
7. 分娩
8. 赤ちゃんについて
9. おっぱい外来       
10. マタニティアクア、マタニティビクス
11.アフタービクス教室のご案内
12.お産する前に必要な手続き

1. 3B病棟(産科病棟)の特徴

病棟は産科単独の病棟です。
妊娠初期から出産後まで支援させていただくために、母親学級の他に、病棟の助産師が外来へ赴き助産師外来を担当し、妊娠の各時期に応じた個別の保健指導や不安・相談を受けつけています。 また、院内には医療相談室があり詳しい制度をお知りになりたい方や、または不安がありカウンセリングを受けたいと思われる方へ臨床心理士と連絡を取り随時対応しております。
助産師外来とあわせておっぱい外来も行っており、出産後の母乳育児の支援や乳房トラブルでは 外科の医師と連携を図っています。卒乳相談も受け付けております。

分娩後は母子同室(同床)制でお母さんと赤ちゃんは一緒の時間を過ごしていただき、母乳育児を推進しております。また、おっぱい外来も行っており、出産後の母乳育児の支援や乳房トラブルでは 外科の医師と連携を図っています。卒乳相談も受け付けております。
 
さらに、県内の病院、医院よりハイリスクの妊婦さんの搬送を受け入れております。またNICUが併設されている為、出産後の赤ちゃんの状態に応じて小児科医師と連携を図り、早い対応をさせていただいております。 
   (*現在、山形県内初の総合周産期母子医療センター開設に向けて準備を進めております)

       
2. 病棟スタッフ紹介 
 

産科医師は金杉副院長はじめ常勤5名、助産師は約24〜25名です。
助産師・看護師スタッフの充実で出産後の母乳推進、乳房ケアの他、育児支援、骨盤ケアなど個別指導の充実を図っており、退院後の育児開始への準備期間としての支援をさせていただいております。

副院長 金杉医師 3B病棟
 
3. 病棟の看護方針
 

  1)母子共に安全で、かつ産婦が主体的で満足のいく分娩ができるよう援助します。
  2)患者様のニーズを満たした個別性のある看護を行います。
  3)母乳育児支援を行います。

   
4.ベッド数および各病室について
 

 定床 は31床です。
    
 大部屋・・・・・5部屋
 個室・・・・・・洗面所付個室は4部屋
         トイレ・洗面所付個室は4部屋
         トイレ、バス、ミニキッチン付個室1部屋
 LDR・・・・・トイレ、バス、ミニキッチン付1部屋 そのまま分娩室となります

   
 
 
5. 助産師外来
 

妊婦さんに安心感を与え、順調な妊娠経過をたどりかつ安全で主体的に分娩に望めるよう、病棟助産師が個別に保健指導を行います。
*産科外来での定期健診・診察後に助産師外来へお越しください。
現在、助産師による妊婦健診にむけて準備中です。

 
妊 娠 週 数 保  健  指  導  の  内  容
 妊娠12週の頃 妊娠から出産までの流れと今後の助産師外来の紹介、
理想的体重増加について、母子手帳の活用、母親学級の説明、
定期健診や検査の説明
 妊娠20週の頃 乳頭の手入れや母乳栄養について
腰痛の有無 (必要時骨盤ケア)
 妊娠28〜33週 入院の準備・産前産後休暇・育児休暇の活用、体重コントロール
後期妊娠高血圧症の予防、母親学級受講の状況
 妊娠34〜35週 早産の予防、母乳育児について、分娩後の生活計画について
 妊娠36週以降 分娩開始徴候、入院の準備と時期、呼吸法について
乳房チェック  連絡方法について


その他、体重の増加が気なる方や、むくみのある方など、医師から食事について気をつけたほうが良いと指摘された方へは、上記以外にも個別で説明をさせていただきます。

 

   
  助産師外来の様子  
     
 

骨盤ケアについて

・妊娠に伴う腰痛がある方へ                  
  近年、骨盤のゆがみのある方が多くなっているようです。さらに妊娠によって分泌されるホルモンにより、骨盤は緩みやすい状態になるため腰痛が出現する方がおります。 その場合には、骨盤の固定について説明をさせていただいています。
  骨盤の下のほうを締めることで、腰への負担を少なくし、姿勢を保つことができるようになります。さらしまたはベルトで巻きますが、これは正しい位置を絞めないと効果がなく、逆効果になることもありますので、講習を受けた助産師が指導を行っています。
(妊娠以前から腰痛がある方は出産後に整形外科の医師に相談となる場合があります。)
 ・骨盤輪の固定は切迫早産の予防にもなるとされています。
さらしでの固定が大変な方はベルトなどもありますので、ご相談ください。(売店での購入となります)  
特に出産後が最も骨盤が緩んだ状態になる為、出産直後にさらしで骨盤固定を行い、骨盤のゆがみ防止を行います。 
骨盤のゆがみは、何年かの後に腰痛や尿漏れになりやすくなったりします。   
骨盤の固定は24時間以上は最低でも締めたほうが良いといわれています。

尚、妊娠中の経過については一覧表をご覧下さい  
    <妊娠から出産までのパス> ←クリック

 

6. 母親学級
 

予定日の近い妊婦さん同士の仲間作りや、情報交換をしながら、より充実した母親学級にしていきたいと考えておりますのでぜひご参加されますようご案内いたします。
  H19年秋よりバージョンアップしましたので、前回出産された経産婦さんもぜひご参加ください。
  *すべて予約制になっていますので、助産師外来で申し込みをお願い致します

     
 <初期学級  12〜19週対象>    毎月第1金曜日 午後1:30〜3:30
 

・妊娠中の健康管理って、どうすればいいのかなあ? みんなでワイワイ話してみよう!
・妊娠中の健康管理と生活
・妊娠中に見られる症状
・流早産予防や妊娠高血圧症(妊娠中毒症)の予防   助産師より
・妊娠中の栄養                   管理栄養士より

 
 <中期学級  20〜28週対象>   毎月第2水・金曜日 午後1:30〜3:30
 

・妊娠中の心の変化について   臨床心理士より 
・妊婦体操、妊娠中の正しい姿勢と動作について   理学療法士より
 主に腰痛緩和予防対策としての妊婦体操の導入と実施練習を行います。
 (ズボンや運動着など動きやすい服装でご参加ください。もし、スカートの方はバスタオルを1枚ご用意ください)

 

 
 <おっぱい学級 20週以降 > 第1金曜日  午前10時〜
 

・おっぱいの仕組み(構造)
・妊娠中のおっぱいの変化について
・おっぱいの出る仕組み
・母乳栄養と栄養について
  *リラックスする為にハンドマッサージを行います。妊娠20週の助産師外来でお薦めしたオリーブオイルをお持ちください。

 

 
   
   
 
 <産前 T 学級 32週以降> 毎月第2土曜日または第3水・金曜日 午後1:30〜3:30
 

・より良いお産に向けて              産科医師より
・分娩開始徴候と入院時期、連絡方法    
・分娩の経過と呼吸法              助産師より
  *みんなで話し合いながら学びましょう!  

     

 
 <産前 U 学級 32週以降> 毎月第3土曜日または第4水・金曜日 午後1:30〜3:30
 

・医療福祉制度について             医療福祉相談員より
・出生後の赤ちゃんの特徴と育児について  小児科医師より
・産後のお母さんの変化と特徴
 * 病棟案内もあります(希望者) 

 

 
 <おなかの赤ちゃんとふれあい音楽教室>
 

 おなかの赤ちゃんと共にミュージックセラピーを楽しみませんか
妊娠4ヶ月以降の胎児では、音や母親の声を記憶できるといわれています。近年、妊娠期における胎教として胎児期から保育環境について感心がもたれ始め、よい音楽、お母さんの歌・声を繰り返し聴くことにより、赤ちゃんの情緒を安定させる効果の他に、お母さん自身のリラックスをもたらすことができ、母子の愛着形成を高めることができるといわれています。出産後に同じ音楽を聞くと赤ちゃんは安心してぐっすり眠るという健康結果もあるようです。
音楽は特にピアノの音が良いようです。音楽療法士の先生の歌や生演奏にあわせて、おなかの赤ちゃんとのふれあいを楽しんでください。 おなかにいるうちから赤ちゃんに心の栄養をあげましょう。
  ♪♪   
    開催日時:第1土曜日 午後1:30〜 2:30 病院 健診センターの1階 ラウンジにて
     対象者  :山形済生病院に通院中の12週以降の妊婦様
     参加費  :無料
       *予約制の為、助産師外来へお申し込みください
       (講師の都合により開催日時が変更となることもありますのでご了承ください)

 

 
7. 分娩
 

アロマセラピー

当院では分娩時に「アロマセラピー」(芳香浴)を取り入れております。
   好きな香りの中で前向きに出産に臨んでみませんか?

 ★芳香浴とは?
 アロマオイルの揮発する特性を活かした方法で、空気中に揮発したアロマオイルの芳香成分が
 呼吸により体内に取り入れられる事で様々な効果を促すものです。
 ★種類
・ ラベンダー・・・・・・リラックス、痛みの緩和、陣痛促進、疲労回復
・ オレンジスィート・・・リラックス、気分転換
・ ペパーミント・・・・・気分転換、陣痛促進、疲労の緩和、
           精神的疲労の緩和
*尚、ペパーミントは交感神経を刺激しますが、これまでの例ではこれを使用し、興奮状態となった例はありません。
   以上の3種類を準備しております。上記のような効果があるといわれています。
   助産師外来で香りをかぐことができますので、試してみたい場合は声をおかけください。
アロマセラピーの希望はバースプランに記入していただき、ご希望のアロマオイルを1種類お知らせください。
分娩の状況によっては、他のオイルをお勧めすることもありますのでご了承ください。

分娩後の骨盤ケア

出産後は最も骨盤が緩んだ状態になる為、出産直後にさらしで骨盤固定を行い、骨盤のゆがみ防止を行います。 骨盤のゆがみは、何年かの後に腰痛や尿もれの原因となったりしますので出産直後より骨盤輪の固定を行うことが大切です。
出産後も研修を受けた助産師が自分で行えるよう指導を行います。
 *病院の売店で扱っている分娩セットには、その際に使用するさらしも入っております。

 

 
8. 赤ちゃんについて  
  出生後は分娩台の上で、お母さんと赤ちゃんが互いの肌のぬくもりを感じながらの
抱っこ(カンガルーケア)をしています。
また母子同室をしているので、赤ちゃんの欲求に合わせた授乳ができます。
退院までの間に2回小児科医師による検診があり、その他形成外科医師による検診
も行われています。
 
9. おっぱい外来
 

母乳育児・育児不安へのサポートを行うことを目的としています
  <  内容として >
      母乳育児相談、乳房トラブル相談、乳房マッサージ、断乳・卒乳相談など
       平日午前11:00〜午後5:00まで  1時間内の予約制
      *前もっての予約制となりますので早めにご予約ください。
      *3B病棟で受付をいたします。 (023−682−1111代  3B病棟まで)
      *もし、おっぱいの痛みやしこりがとれない、熱を持っているなどがありまいたら、
       状況に応じて対応いたしますのでお電話してください。

  費用:1回 2000円 (もし軟膏などの薬が必要となった場合は500円プラスとなります)

 

 
10. マタニティーアクア、マタニティービクス ( 健康増進センターめぐみにて )
  お腹の中の新しい命の誕生に、嬉しくもあり、ちょっと不安もあり・・・。
ですが、お腹の中の赤ちゃんは、どんどんと成長していきます。
ママと赤ちゃんだけの10ヶ月という時間がより良いものとなるように、
マタニティエクササイズで快適なマタニティライフを送ってみましょう。
 
 
 
 

健康増進センターめぐみでは、妊娠期の体力レベルの向上、マイナートラブル(妊娠中に現れる不快な症状:腰痛・肩こり・足のむくみ等)の解消などを目的とした「マタニティエクササイズ教室」(マタニティアクア・マタニティビクス)を実施しております。
 妊娠期に行われる運動は分娩機能を向上させ、安産効果が期待できるといわれており、 またストレスを解消させる効果もあります。妊娠中の健康管理ができるよう、マタニティエクササイズで、体を動かしてみませんか?

 

 
 

近年、女性の筋力の低下が指摘されています。安全な出産のために、適度な運動を行うと良いといわれています。しかし、運動の必要性はわかっていても、どのような運動をしたら良いのか分からない方、一人では面白くない、など思っていらっしゃる方は、ぜひ参加してください。
 マタニティーアクア、マタニティービクスとも健康な妊娠生活と、出産や育児に必要な体力の維持を目的としているエクササイズです。専属の健康運動士が行いますが、当院産婦人科医師に相談し、運動可能かを確認をしてください。また、運動を行う前後には、助産師が母体と胎児のチェックをいたします。

 医師より許可のあった方は、お申し込みは病院北側の健康増進センターめぐみへお願い致します。

 

 
11. アフタービクス教室のご案内 ( 健康増進センターめぐみにて )
 

出産後の方へ
 ご出産の大きな喜びと共に、不安や戸惑いを感じる時期かもしれませんね。妊娠・出産を経て体にも様々な変化が現れますが、早い時期から積極的に体を動かすことで、機能の回復を促進することができます。赤ちゃんのためにも、ご家族のためにも、お母さんの健康はとっても大事です。健康のため、そして女性としてますます輝いていくために、アフタービクスへ参加してみませんか?

     アフタービクスとは、分娩後(after birth)の有酸素運動(aerobics)
     の意味で、産後の機能回復、早期体力回復、体型改善などを目的
     とした産後の運動療法の名前です!

 

 
 
 
 
 

 山形済生病院
     健康増進センターめぐみ    023−682−0155
   ※電話でのお問い合わせや参加予約も受け付けております

 

 
12. お産する前に必要な手続き
 

 当院で出産をご予定の方は、出産予定日前までに以下の手続きを済ませていただいてからの、入院(出産)となります。
◆ 産科医療補償制度の登録
◆ 出産育児一時金の直接支払い制度の手続き

◆ ◆ 産科医療補償制度の登録 ◆ ◆
 妊娠12週以降にご案内いたします。ご案内がありましたら、1番窓口にて産科医療補償制度の登録証へご記入をしていただきます。

 *当院でお産される方全員、登録が必要です。
 *転医等により別の医療機関で登録された場合、当院でもう一度登録をします。前医で登録した登録証をご持参ください。
 *万一紛失した場合も、再度登録となります。
 *姓の変更など、変更が生じた場合、変更しますのでお知らせください。

◆ ◆ 出産育児一時金の直接支払い制度の手続き ◆ ◆
○ 出産育児一時金とは?
 出産をした時に加入されている医療保険者から、子ども1人ごとに42万円(平成21年10月1日から)支給されます。

○ 出産育児一時金の直接支払い制度とは?
 ご本人に代わって当院が、加入されている医療保険者に出産育児一時金を請求する制度です。
そのため、退院時に多額の出産費用をご準備いただかなくてもよくなります。

○ 手続きの方法は?
 妊娠33週以降入院までの間に、1番窓口にお寄りください。
当院書式の同意書にサインしていただきます。その際、印鑑(認め)が必要になりますので、ご持参ください。
 当院でお申込みされても、転医等により別の医療機関で出産される場合は、再度手続きが必要になります。

○ 直接支払い制度を希望しない場合は?
 この制度を利用なさらず、出産育児一時金を加入されている医療保険者から受け取りたい場合には、お申し出ください。(当院書式の同意書にサインが必要です)その場合、出産費用の全額について退院時に現金等でお支払いいただくことになります。

○ お支払いについて
 出産費用が出産育児一時金の支給額を超える場合には、その超えた額を当院にお支払いいただくことになります。
 帝王切開など保険診療を行なった場合、保険負担額の請求が生じますが、出産育児一時金をこの負担額のお支払いにあてさせていただきます。尚、出産費用が出産育児一時金の支給額の範囲内であった場合には、その差額分を出産後、加入されている医療保険者へ請求することができます。
 事前に帝王切開など保険診療による入院になることがわかる方は、加入されている医療保険者に「限度額適用認定証」の申請をなさることをお勧めします。

○ その他
 入院前・入院中に健康保険が変更になる方、もしくは変更になることがわかっている方は、お早めに1番窓口にお知らせください。
 退職後半年以内の方で、現在は国民健康保険など退職時とは別の医療保険にご加入の方は、在職時の医療保険から給付を受けることもできます。その際は、退職時に交付されている資格喪失証明書を保険証とあわせて、ご提示ください。

 
     
     

 


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