【特色】
当科では、一般的な眼疾患はもちろんのこと、その中でも特に加齢黄斑変性症、斜視・弱視、緑内障の診療に力を注いでいます。山形市内では、加齢黄斑変性症に対する最新の治療法である光線力学的療法(PDT)を施行している唯一の病院です(2006年4月現在)。また、数多くの検査が可能であり、指導熱心なスタッフにも恵まれているため、研修の場としても最適です。
【診療内容】
外来 診療日:月曜日〜土曜日
加齢黄斑変性症外来
小児眼科(斜視・弱視)外来 ※火曜日午前
緑内障外来
一般外来
手術 手術日:水曜午前、木曜午後
手術実績:年間約300例の手術を施行
白内障手術をはじめ、霰粒腫、翼状片、内反症に対する手術も積極的に行っています。
白内障手術では、超音波を用いた最新手術法により、苦痛のない手術を心がけています。
【その他】
☆加齢黄斑変性症ってどんな病気?
加齢黄斑変性症は、老化により黄斑部の機能が障害される病気です。欧米では、失明の原因として一番多い病気です。日本では、以前は比較的珍しい病気でしたが、近年増加の一途を辿っています。脈絡膜から発生する新生血管の有無で「萎縮型」、「滲出型」に分類されます。
・萎縮型加齢黄斑変性症
日本人には少ない病型です。「dry type」とも呼ばれ、出血を伴いません。網膜の細胞が加齢により変性し、老廃物が蓄積して栄養不足に陥り、徐々に萎縮していきます。進行は緩徐ですが、有効な治療法はありません。
・滲出型加齢黄斑変性症
「wet type」とも呼ばれ、網膜下にある脈絡膜に新生血管が生じ、黄斑部に出血、漿液性網膜剥離、浮腫などが出現します。進行が速く、急激な視力低下がみられます。光線力学療法(PDT)はこのタイプの治療として有効といわれている最新の治療法です。
☆光線力学的療法(PDT:Photodynamic therapy)ってどんな治療法?
光に反応する薬剤(ビスダイン)を体内に注射し、それが新生血管に到達したときにレーザーを照射する治療法です。レーザーによって薬剤が活性化され、新生血管を閉塞します。使用するレーザーは通常のレーザーとは異なり、新生血管周囲の組織にはほとんど影響しません。3ヶ月ごとに検査を行い、その結果により必要に応じて再度施行するという継続的な治療法です。
【所属医師名・所属学会・専門分野】
- 佐藤 さくら(H11医師免許取得・医学博士)
日本眼科学会(専門医)
日本眼科手術学会
脳腫瘍研究会/眼窩疾患シンポジウム
眼瞼・義眼床手術研究会
The Association for Research in Vision and Ophthalmology
- 松下 知弘(H15医師免許取得)
日本眼科学会
日本眼科医会