重要なお知らせ
新型コロナウイルスに関するお知らせ

当院へ紹介希望の患者さんへ

当院では地域連携室を設置しています。

地域医療における当院の役割について

現在、医療を取り巻く様々な制度の変化に伴い、当院と地域の各医療機関との【連携】や適切な【機能分担】が重要になっています。当院ではその窓口として地域連携室を設置しています。【連携】とは、地域内の診療所と診療所、診療所と病院、あるいは病院と病院が相互に円滑な連携をことであり、【役割分担】では、普段の健康管理や初期の治療などは診療所(かかりつけ医)の役割、専門的な検査・治療、入院や手術、早期リハビリなどは病院の役割となります。

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かかりつけ医を持ちましょう

家族一人ひとりの体質・病歴を把握し、健康に関する相談に気軽に応じてもらえる「かかりつけ医」を是非持ちましょう。いざというときに、心強い味方になってくれます。また、専門的な診療が必要と判断した際には適切な医療機関・専門医を紹介してくれます。

生活の変化や高齢化の進展によって、がん・脳卒中・心臓病などの生活習慣病や慢性疾患が今後ますます増加することが予想されます。このような病気が深刻化する前に適切に予防するためには、日頃から身近な「かかりつけ医」に継続的に診てもらうことが重要となります。「かかりつけ医」は病気の治療だけでなく生活習慣改善などについても気軽に相談できたり、場合によっては往診したりと、皆さんにとって一番身近な医療機関と言えます。

紹介状をお持ち下さい

かかりつけ医からの紹介状には、患者さんの病状や診療経緯・検査結果など様々な情報が記載されており、かかりつけ医と当院を結ぶ大切な情報となります。当院の外来を受診する際は「紹介状」をお持ち下さい。
また、FAXによる診療予約も行なっておりますのでかかりつけの先生にお尋ね下さい。紹介状をお持ちでない患者さんは初診時に特別料金(7,000円税込)が必要となります。

紹介受診重点医療機関としての役割について

当院は令和5年8月1日から紹介受診重点医療機関になりました。

【厚生労働省の考える紹介受診重点医療機関の役割】

  1. けがや病気でかかりつけの病院を受診します。
  2. 担当医が、更に専門的な治療が必要と判断した場合、紹介受診重点医療機関へ患者さんを紹介します。
  3. 紹介受診重点医療機関では病状が安定するまで治療し、その後かかりつけの病院へ、患者さんを紹介します。
  4. 患者さんは、かかりつけ医で治療を継続します。

なお、かかりつけ医で経過観察中に、症状の変化や悪化等があり、かかりつけの先生が必要と判断した場合には、再度当院へ紹介していただき専門医の治療を受けて頂きます。
医療機関どうしの役割分担により、全ての患者さんが適切な治療をスムーズに受けられるようにするためのシステムです。ご理解とご協力をお願いいたします。